町田市・相模原市、地域密着型の屋根工事専門店 株式会社コネクトハート『GOTOです』
屋根工事には代表的な「葺き替え」、「カバー工法」、「屋根塗装」、「部分補修」の4種類があります。それぞれの特徴をご説明したいと思います。
■葺き替え(ふきかえ)
1.特徴
葺き替えは、古い屋根材を撤去し、新しい屋根材に張り替える工事です。
屋根の劣化具合によっては、屋根材の下にある下地部分も張り替える場合があります。
2.メリット
屋根材を自由に選べる。下地から張り替えられる。
3.デメリット
費用が高い。工期が長い。廃材が出る。
4.注意点
2004年10月のアスベスト原則使用禁止となしました。
以前のストレート屋根には、アスベストという素材が含まれている可能性があります。
該当する場合は、解体の際に規定の飛散防止対策が必要になり、別途費用が発生します。
5.費用
使用する屋根材と工事範囲によって費用は大きく左右されます。代表的な屋根材としては、
● 陶器瓦などの瓦系
● ガルバリウム鋼板など金属屋根系
と大きく2つがあります。
仮に一般的な木造住宅として、建物の坪数としては30坪台(90から110㎡程度)、屋根面積は20坪台、60から70㎡程度とします。平均的な費用としては、
● 陶器瓦などの瓦系・・・150万から250万
● ガルバリウム鋼板など金属屋根系・・・100万から200万
https://connectheart.jp/column/4664
■カバー工法
1.特徴
カバー工法は、既存の屋根材の上から新しい屋根材で覆う施工方法で、重ね葺き(上葺き)ともいわれています。
2.メリット
アスベストを含んでいても飛散の心配がない。
2重屋根になるため断熱性や防水性が増す。
工期を抑えられる。
3.デメリット
屋根が重くなるため耐震性能が下がる。
下地の劣化を見逃すと後々の補修が困難。
メンテナンス費用がかさむ可能性がある。
4.注意点
カバー工法は、費用を抑えたい方や、工期を短縮したい方におすすめです。
ただし、カバー工法での補修工事は1回のみで、それ以降は葺き替え工事で補修する必要があります。
5.費用
カバー工法の費用ですが、使用する屋根材や屋根面積・形状によっても異なります。
仮に一般的な木造住宅として、建物の坪数としては30坪台(90から110㎡程度)、屋根面積は20坪台、60から70㎡程度とします。平均的な費用としては、100万から200万程度になることが多いです。
差額が大きい理由としては、三角屋根のようなシンプルな屋根で屋根材も安いものを使うと100万円程度で済みます。しかし、複雑な形をした複合屋根などになると費用がグッと上がります。
https://connectheart.jp/column/5004
■屋根塗装
1.特徴
屋根塗装は、表面の汚れやサビを落とした後、塗装を施す工事です。
既存の屋根材や下地の状態が良い場合に行えます。
2.メリット
費用・工期を抑えられる。工事音が立たない。
3.デメリット
施工頻度が10年と短い。
4.注意点
屋根塗装は、カバー工法でかかる費用よりも安く済ませたい方や、工期を短縮したい方におすすめです。
■部分補修
1.特徴
屋根の部分補修には、「瓦の部分補修」「板金の交換」「漆喰の補修」「雨樋の交換」などがあります。
2.メリット
長期保証を必要としない場合、費用を安く抑えられる。
工期が短い。
3.デメリット
他の部分に悪影響を与えてしまうリスクがある。
複数回補修が必要になるリスクがある。
5.注意点
基本的に屋根にかかる負荷は均等のため、部分的に劣化しているということはほとんどありません。
目に見えない箇所で劣化が進んでいて、何度も部分補修をするはめになり、かえって費用がかさむなんてことも良くあります。
そのため、屋根のメンテナンスや修理では、明らかに部分的な破損や劣化が見られる場合を除き、全面補修することをおすすめします。
また、既存の屋根材の種類や劣化の具合によっては、適切な工事方法が限定されます。自身で屋根の状況にあった工事方法を判断することは困難です。専門業社に相談しましょう。
■屋根工事の種類まとめ
原状を把握し、ご自宅の屋根に合ったメンテナンスをおすすめいたします。
※こちらも参考にしてください
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