町田市・相模原市、地域密着型の屋根工事専門店 株式会社コネクトハート『GOTOです』
先日片流れ屋根について投稿させていただきましたが、どんな種類があるの?
と、質問があったので一般的に多い5種類の屋根について書いてみます。
屋根の形状|一般的に多い5種類
1.切妻屋根(きりづまやね)
特徴
大棟から両側に、本を開いて逆さまに被せたように屋根が流れる形状です。
屋根がなく△に見える部分は「妻側」、屋根がある部分は「平側」と呼ばれます。
妻側と平側のどちら側に玄関を設置するかは、デザインはもちろん立地条件などにも影響されます。
構造|木造・鉄骨造(木造が多い)
メリットは、構造が単純で比較的安価に施工できる。和風・洋風どちらにでも合います
デメリットは、個性を出しづらい。妻側が雨や直射日光の影響を受けやすいです。
メンテナンスは、屋根同士の継ぎ目が1カ所なので雨漏りしにくいです。
2.寄棟屋根(よせむねやね)
特徴
中央にある大棟から四方に傾斜面がある屋根です。和風・洋風どちらにも合う形状です。
構造|木造・鉄骨造
メリットは、雨を四方に流せ、耐久性が高いです。
デメリットは、屋根裏が狭くなり、通気性はあまりよくないです。
メンテナンスは、棟が多くなるので雨漏りリスクがあります。
3.陸屋根(りくやね・ろくやね)
特徴
ビルのように平らな屋根で、平屋根(ひらやね)とも呼ばれます。
直線的なのでシャープでモダンな外観になります。
木造でも可能ですが、防水に関しては十分なケアが必要になります。
構造|鉄骨造が多い
木造の場合は防水性を高める必要があります。
メリットは、屋上を活用できます。
デメリットは、勾配が小さいので排水性が低く、屋根裏が狭くなり通気性はあまり良くないです。
メンテナンスは、定期的な防水塗装が必要です。
陸屋根|施工事例①
4.片流れ屋根(かたながれやね)
特徴
一方向だけに傾斜がついている屋根で、シャープな印象を与えます。
アシンメトリーでデザイン性が高く、近年人気の形状です。
斜線制限をクリアするために計画することもあります。
構造|木造・鉄骨造
メリットは、斜線制限に対応でき、見た目がスタイリッシュです。
デメリットは、屋根がない側の外壁は、直射日光や雨の影響を直接受けやすい。
メンテナンスは、雨や雪が片側に集中するので、雨どいに負荷がかかりやすい。
5.入母屋屋根(いりもややね)
+=入母屋屋根
特徴
寄棟屋根の上に切妻屋根を被せたような形状で「いりもや」と読みます。
格式が高く、切妻部分に「矢切」と呼ばれる壁があり、窓を取りつけることも可能です。
構造|(お寺では稀に鉄骨造も見かける)
メリットは、屋根裏の通気性がよくなります。
デメリットは、構造が複雑なので材料費や施工費が高くなります。
メンテナンスは、寄棟と切妻が合わさる箇所など、雨漏りするリスクがあります。
ご自宅はどのような形状でしたか?
一般的には切妻屋根が多いですが、最近の住宅屋根の主流となりつつつある「片流れ屋根」。
一枚の大きな屋根が一方向に傾斜した、スタイリッシュでデザイン性の高い形です。
ガルバリウム鋼板とも相性がよく、モダンでカッコよく仕上がります。
面積が大きい屋根は、太陽光が設置しやすいメリットもあります。
雨漏りや強風のリスクにも備えた、環境に適した屋根にすることも大事です。
それぞれに良し悪しがあるので、
機能性やデザイン性を考慮し、自分に合った屋根の形を選んでみてください。
Instagramでも施工実績を見ることができるのでそちらもどうぞ。
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